眼精疲労で信号の色が識別できない
私は現在28歳の男性会社員です。仕事は事務系の仕事をしております。勤務時間は常時パソコンとにらみ合いをしております。そのときに目がほんとうに痛みます。トイレにいったときなどは、鏡を確認すると目が充血をしてしまいました。それだけならばよいのですが、車の運転や歩行中になども、信号の色が識別をできないときがありました。
さすがに少し不安となり、眼科を受診しましたが、ただの疲労による誤認だと言われました。目くすりを処方して頂き、現在は目の痛みやかゆみなどがあれば、使用してくださいといわれました。それ以来、目が痛くなったり、充血をしてしまったときは、その目薬を使用しております。なんとか症状はマシになりました。色の識別なども判断をできるようになりました。あとは、眼球と骨の位置などがずれている可能性があると眼科の医者にいわれてしまいました。
そして、その次は整体院を受診し、顔面のマッサージをしてもらいました。その二つの病院を現在では定期的に受けております。そして車の運転などはどうしてもというとき以外は極力さけております。もし、この症状がひどければ、事務作業を変更して、会社の現場作業の変更なども視野に入れて考えております。
整体は現在通っているところしか知りませんので、他の先生から見てもしその他にも改善の可能性がある治療法などがあれば是非教えて頂きたいです。
(20代・お悩み期間1年)
目の疲れを解消するには…
事務系の仕事で一日中パソコン作業をしているということですので、眼精疲労も含め首肩周りの筋肉もコリコリに固まっていると思われます。
仕事をしている時の姿勢が猫背になっていると余計に筋肉はコリ固まってしまいます。
まずは大黒柱である背骨周り、背中全体の筋肉を弛めていきます。そして首から肩、肩甲骨にかけて痛みの元になるポイントを探していきます。
頭蓋骨と首のキワの辺りにも目に効くポイントがあります。親指で軽く圧しながら痛みを和らげていきます。
首肩周りの筋肉がほぐれますと血行が良くなりますので、眼精疲労にも効果があります。
姿勢が悪くなっているようであれば、骨盤調整をして猫背を解消するためのエクササイズも指導いたします。
目の疲れは当然、目の奥のピントを合わせる筋肉の疲労も考えられますので、同じ作業をしばらくやったら遠くを見るなどし目を休める習慣も大切です。お勧めは絵を眺めていると立体に見える『マジカルアイ』という本です。目の奥のピントを調整する筋肉がほぐされるのでスッキリします。
仕事の合間に、ほんの数秒でも目を休める習慣をつける。首のストレッチや肩甲骨を動かす軽い運動をやって血行を良くするなど、あまり疲労を溜めすぎないよう工夫しましょう。