階段から落下でお尻を強打し、座骨神経痛が5年程続いています
2015/10/19
35歳の女性です。 5年程前、自宅の階段から足を滑らせて落下したのが原因で坐骨神経痛と思われる症状が今でも続いています。 階段は下から4段目を踏み外してしまい、お尻を強打しました。 激痛が走り、立ち上がれなくなり、歩くのも困難な程でした。
その後整形外科でレントゲンを撮ってもらいましたが骨には異常がなく、歩ける様になったので、そのまま放置しておいたら治っていきました。 しかし、今度は車を運転すると右のお尻から太もも、右ふくらはぎにまで痛みとだるさを感じる様になり、30分運転するのが限度でした。
結局、階段から落下して約3か月後に鍼灸院に通院し始めました。 筋肉が固いので、ほぐす様にとマッサージなどもして頂いたお陰、それから5か月程かかりましたが、車に乗っても平気な程には回復しました。 しかし、その直後結婚を機に海外に引越した為、治療はそこまでで終わりました。
現在、車は異常なく乗れているのですが、やはり右のお尻から太もも、更にふくらはぎにまで痛みが残っている状態で、自分でマッサージをしているものの気休め程度にしかなっていない感じです。 特に最近年齢的な事も関係しているのか、お尻の筋肉が固くなっているのが自分でも分かるのと、最近痺れる事もあり、ひどい時は太ももとふくらはぎに軽く痺れが残り夜寝付けません。
(30代・お悩み期間5年)
夜寝つけないほどの脚の痺れ
車には乗れているけど、右のお尻から太股・ふくらはぎに痛みが残っている状態では辛いですね。坐骨神経の症状なのですが、階段から落ちたという経緯もあるので、骨盤も歪んでいるのかもしれません。
とは言え海外に引っ越されたとの事ですので、骨盤を調整してくれるところを探すのも大変なのかなと思います。できれば、骨盤周囲の関節を調整して可動域を広げるのが痛みを軽くする近道なのですが、難しい場合は骨盤ストレッチなどをやってみます。
仰向けに寝た状態で膝を曲げます。両膝はつけたままで息を吐きながらゆっくり右に倒していきます。今度は息を吸いながらゆっくり戻します。次は息を吐きながら反対の左に倒していきます。息を吸いながら戻します。この動作を1分ほど行います。
すぐに効果は出ないかもしれませんが継続して行う事で少しずつ良くなっていくはずです。
あとはお尻のストレッチですが、仰向けの状態から上半身を起こして、同じように膝を立てたら、お尻の後ろのゆかに両手をつきます、右足をあげて左の太股の上に4の字に置きます。そしたら息を吐きながら胸を張りできるだけ脚の方に胸を近づけます。この時お尻の筋肉が伸びてるのを感じてください。しばらく伸ばしたらゆっくりもとに戻して反対側もストレッチしていきます。
お尻のマッサージですが、ご自身でやりにくようでしたらテニスボールなどを床に置いてその上にお尻の痛い部分を乗っけるようにしてみるのも良いかと思います。
よかったら参考にしてみてください。