正座をすると足の痺れが酷くなってきます。
2015/11/07
正座をすると足の痺れが酷くて酷くて、起立しようとすると暫く立つ事が出来ない状態です。
かなり前にも歩いている最中に痺れが来た事がありました。座布団に座ると余計痺れが酷くなります。」実は「すべり症」と呼ばれる腰の病気を持っていて、重い物を持つと、腰だけでなく膝まで負担が強くかかるのです。元々腰が強くない私でしたのでしたが、仕事で重い荷物を持った時に「ギックリ腰」をやってしまい、医師から「腰に負担をかけないように」「膝と腰は神経が繋がっているから、無理をしないように」「歩く運動をするように」と言われました。
最初、痺れがひどくなった時に思い浮かんだのが、仕事で「部品の検査」をしていたのでいわゆる「デスクワーク」でした。だから時々、正座をした後に起立しようとすると、「痺れ」が酷くなって起立する事も出来ない状態なのです。 時々、今も痺れが起こるので半ばビクビクしながら仕事をしています。
スクワットも昔は100回、平気で出来ましたけども今では、2、30回くらいで膝が持たず、痺れてしまいます。足の痺れを治すには、「正座をしない事」でしょうか。膝がガタガタなせいもあるのですが、どうしても正座をしなければならない時もあるんです。それが現在の切実な悩みです。
(40代・お悩み期間10年以上)
足の痺れを治すには…
痺れを治したい…切実な悩みですね。正座をすると痺れがひどくなると言うのは、正座をする前から痺れているという事ですね。歩いている最中にしびれが出るということですので、腰から足先に伸びている坐骨神経が何らかの要因(すべり症)などで神経を圧迫してしまっているためと考えられます。
正座は、下肢が体重で圧迫されて血流が悪くなるので痺れやすい姿勢ではありますが、正座をしなければならない状況もありますので、まずは普段からのしびれを減らしていかなければいけません。
長時間のデスクワークをしていたようですので、骨盤周囲の関節が固まってしまい骨盤のバランスがくずれて悪い姿勢になっているのかもしれません。
整体院での施術では、まずしびれの原因を触診しながら探していきます。背中・腰・お尻・太股などの筋肉の硬さや、骨盤の位置なども見ていきます。まずは、固くなった筋肉をほぐす事から始めていきます。そして、骨盤調整も行ってまいります。骨盤調整は、骨をバキバキするようなものではなくて関節を数ミリ動かす程度のソフトな調整になります。
施術が終わり痛みが軽くなったら、骨盤を安定させる筋肉を鍛える簡単な運動などを指導いたします。この筋肉を鍛える事で骨盤が安定して姿勢が良くなっていきます。
すぐには良くならなくても痺れの方は少しずつ改善してくると思います。
また、不安な事があればお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。