歩いている途中、急な腰の痛みで歩けなくなりました
2015/10/19
若い頃から腰に疲れが溜まりやすい体質だったのですが、4〜5年前ぐらいに急な痛みでしばらくの間歩けなくなってしまったことがあります。 特に激しい運動をしたわけでもなく、通勤で駅から会社まで歩いている途中の痛みだったので心配になりました。
すぐ回復するだろうと甘く見ていたのですが翌日以降は更に悪化、家から出られないほどひどい痛みになってしまいました。 応急処置で近所にある整体院で診てもらいしばらく安静とのことだったのですが、落ち着いてから整形外科にも行ってみると診断は坐骨神経痛とのこと、今ひとつピンと来ないまま痛みと付き合う日が続きました。
腰痛をかばうからなのでしょうが、背中が異常に凝りやすく酷い時は首、肩、背中はもちろん太股辺りがジーンと痺れたような感じが取れません。もう随分と経つので今はさすがに歩けるようにはなったのですが、それでもたまに違和感がある日があり、太股やお尻の周りがやはり痺れてる感じがあります。
今はできるだけストレッチを取り入れたりして緩和しているのですが、何かいい方法がないのかと思っています。 よく筋力低下も原因で適度に運動をしたほうが良いとも聞きますが、実際どれぐらい運動すれば効果があるのか知りたいです。
(40代・お悩み期間5年)
どれぐらい運動すれば効果があるのか?
運動してすぐには効果は現れません。筋肉は負荷をかけると細胞が破壊され。細胞が生まれ変わるときに強くなって筋力が上がっていきます。なので筋力をアップさせるには、少し頑張って運動したら次の日は休んで休息して、また次の日に頑張るようにします。なので週に3回ぐらいでも大丈夫です。
もちろん毎日やりたいのであれば、今日は上半身で翌日は下半身という感じでパートを分けてやれば効率的に筋力アップができると思います。
あと次に上げるのはインナーマッスルを鍛える方法なので負荷は軽く。毎日やっても大丈夫です。
骨盤を保持するための筋肉(腸腰筋)のエクササイズ
仰向けに寝た状態から膝を曲げて股関節を全開に開きます。このとき足裏はつけずに10センチほど離します。
この状態をスタートポジションとして、お尻の尾骨の辺りを上にあげていきます。背中と腰はできるだけ床につけておいてください。上にあげたら10秒ほど静止してゆっくり元に戻します。上げるときに息を吐き、戻すときに息を吸います。10回を1セットとして3セットぐらいやるとよいでしょう。
大切なのはたくさんやる事ではなく動かす筋肉を意識して運動する事です。もちろんストレッチも同様でどの筋肉が伸びてるのかイメージした方が良いですよ。
もし、このエクササイズで腰が痛むようでしたら骨盤の歪みなども考えられるので一度受診することをお勧めいたします。