五十肩になるサインのようなものがあるのでしょうか?
2015/09/18
とにかく、肩が固まったような感じがします。痛いと言うわけではないんですが、肘は、ある程度上がるんですけど、腕を伸ばして真っすぐ上に上げることはできません。 上げようとすると、腋の辺りから突っ張るように少し痛みが走ります。
3年前に同じような症状が右肩に出ました。 その時は、指先から腕や肩に掛けてもピリピリした痛みがあり、ひどい時は殆ど眠れませんでした。首の骨が神経を圧迫してるとかで首の牽引をしたり、五十肩も原因だとかでマッサージにも半年ほど通って、気にならなくなるまで一年はかかったと思います。
今回は、指先などのしびれがないので、純粋に肩だけの問題かなと思っていますので、病院にはまだ掛かっていません。 肩を回したりする簡単な運動を続けてはいたんですけど、それだけでは予防にはならなかったみたいです。 年齢だけじゃなくて、日頃の姿勢や運動不足なんかも関係してくるんでしょうか。それとも、これもただの加齢のしわざ? 痛くなる前に気付ければいいんですが、腕を肩より上に上げる動作なんて、日常的にあまりしないので、どうしても気付くのが遅くなります。
今のところ以前とは違って、日常生活には支障はないんですが、このまま腕が上がらなくなるのも困ります。 痛くなる前に、何か五十肩になるサインのようなものがあるのなら、それを教えて欲しいです。 あと、まず右肩がなって忘れた頃に左肩と、代わりばんこに片方ずつなっているので、これから先もこんな状態が繰り返されるのか心配です。
(50代・お悩み期間3年)
五十肩になるサインは…
五十肩は関節周囲炎と言われています。肩関節は、他の関節に比べて可動域が広いので肩周辺のどの筋肉が炎症を起こしても可動域制限になりやすいです。加齢により関節部分の軟骨が変形するなどして炎症を起こしていたり、筋肉が硬くなったり、運動不足などで血液の循環が悪くなってきた結果だと言われています。しかし、本当のところはハッキリしておりません。
五十肩になるサインは、腕を上げた時に耳につかなくなってきたなど可動域の制限が出てきた時です。右肩の次に左肩と順繰りしているということは、日頃の生活習慣で腕を上げる動作が少ないという事もあると思います。肩を回すという簡単な動作はしているという事でしたので、さらにもう少し動きを改善していけば良いと思います。
運動をするのは苦手だと思っているかもしれません。1日○○○歩などといいますが、今までやってなかった人には目標が高すぎますよね。
まず肩周りの血行を良くするためのストレッチ運動をいくつかあげて見ます。
1、腕を小さく前ならえして、肩は落としてリラックスします。息を吸いながら肘を後ろに引いて肩甲骨をできるだけ近づけます。息を吐きながら元に戻します。この動作を10回
2、片方の腕を真上に上げ、もう片方の手で肘の辺りをつかみます。息を吐きながら肘を引きつつ体を横に倒していきます。脇の辺りから腕までの筋肉が伸びていきます。呼吸しながら20秒ほど倒したままにして、元に戻します。反対側も行います。
3、両手を壁につけます。手の位置は頭の高さより少し上ぐらいにします。背筋はピンと伸ばしたまま体を斜め下に倒していきます。胸の筋肉が伸びていれば大丈夫です。20秒ほど伸ばします。
他にも軽い運動ストレッチはたくさんありますが、大切なのは自分でどこの筋肉が伸びているか実感することだと思います。手や腕の位置を調整しながら、自分にとっての一番いいストレッチを探してみてください。