20代でぎっくり腰、医者にかからず快方に向かいましたが・・・
2015/10/07
私はまだ20代という若さですが、大学時代のスーパーでのアルバイト中にぎっくり腰をやってしまったことがあります。スーパーのアルバイトといってもレジ打ちだけではありません。商品の整頓や陳列などもしますし、時には重たい商品を腰に負担のかかる形で上げ下ろししなければならないこともあります。
私が実際にぎっくり腰をやってしまった時も、卵が大量に入ったケースを持ち上げ、降ろそうとした時でした。ある程度の重量のものならば、腰を曲げるのではなく、膝を曲げたり伸ばしたりすることで上げ下ろしできるのですが、大量の卵の場合膝を一度曲げてしまったら、そこから上に持ち上げることが困難になるので、立った状態から腰を曲げ、地面に置かれた卵のケースをゆっくりと持ち上げ、それを所定の場所に下しますが、重量がありかつ、卵は乱雑に扱うと割れてしまうので、慎重に下さなければなりません。そしてゆっくりと腰を曲げた瞬間に案の定ぎっくり腰というわけです。
ぎっくり腰になってからというもの、本当にきりきりいう痛みが走るので腰を曲げることができない生活が始まりました。幸い学校が近くにあったので、姿勢を正しゆっくりゆっくり歩いて登校し、背中を不自然にピンと伸ばしながら授業を受けていました。
腰を曲げることが困難なので床に座った状態で、大好きなパソコンで動画を見ることも非常につらいものがありました。医師には相談しておらず、若さもあってか二週間ほどで快方に向かいましたが、二度とあのような思いはしたくありません。
今後また同じような症状にならないか、とても心配です。
(20代・お悩み期間1年)
二度とぎっくり腰になりたくない
重い物を持つときに、立った状態から腰を曲げていくと非常に腰に負担がかかりますのでギックリ腰になりやすいです。基本はしゃがんで、物をつかんだら、できるだけ体に寄せておいて、背筋は伸ばし腕も伸ばして脚の力だけで持ち上げる事です。重量が重くて立ちあがれない場合は、重量を軽くする方が無難です。立ちあがれないほどの重さが腰にかかれば悲鳴をあげてしまうでしょう。
さて、そうは言っても時間がないからいちいちしゃがんでいられないという場合もあるとは思います。
ぎっくり腰にならないためには、体幹を鍛えていきましょう。腹筋・背筋はもちろん骨盤のバランスを調整する腸腰筋も鍛えましょう。
腹筋とはいってもたくさんの種類がありますが、まずはシンプルな方法を教えます。
腕立ての姿勢があると思いますが、それを肘で支える状態にします。そしたら背筋は頭からつま先まで真っ直ぐになるようにします。その状態で呼吸はしながらお腹の筋肉に力を集中してください。30秒ぐらいキープできればオッケーです。最初は30秒がきついかもしれませんが、自分のできる秒数で大丈夫です。慣れてくれば1分ぐらいできるようになります。
お腹周りをしっかり固めてコルセット効果で腰痛を予防しましょう。