右足のふくらはぎに電流が走るような痛みを感じました
2016/01/28
自分は現在28歳の男性会社員です。二十歳くらいからある症状で現在も少しではあるのですが、自分なりに悩んでいます。
それはふくらはぎの痛みです。当時40kg近くの荷物を一人で運搬したことがありました。その時、右足のふくらはぎに電流が走るような痛みを感じたのです。すぐに病院で診てもらいましたが、足を動かすための筋が損傷をしているとのことで一月ほど会社も休み、医師にマッサージなどを施術してもらいました。
しかし完全には治らず、現在でもおもっきり踏ん張りなどをかけると右足のふくらはぎに鈍痛のような痛みが走ります。これも医師に相談をしましたが、一向に解決策などが見つかってはおりません。医師からは長い目で一緒に治療を行っていきましょうと言われてしまいました。
現在の仕事は、自分の体のことも考慮にいれて、上司との相談により、事務職のお仕事をさせてもらっております。このふくらはぎの痛みが一体いつまで続くのかはわかりませんが、自分自身も長いスパンで見ていくようにして、長期の目でゆっくりと治していきたいと思っております。家族にも心配をかけないためにも、絶対に治すように本当に自分自身頑張ります。
(20代・お悩み期間10年)
踏ん張った時のふくらはぎの痛み
病院で診てもらった時に足を動かす筋肉が損傷していると診断され、治療はしたものの完全には治っていないと言う事ですね。
まずは原因はどこからきているのかです。ふくらはぎの筋肉の硬結(硬くなった部分)や腰部や臀部などの筋肉の過緊張から神経を圧迫している場合もあります。
病的なものでなければ、まずは筋肉の硬結を緩めていかなければいけません。硬結した部分は血の流れも悪くなり、血が足りない虚血の状態になります。そして、硬くなったしこりの様なものをトリガーポイントと言いますが、このポイントから違うところに痛みが飛び火したりします。例えばお尻の筋肉にトリガーポイントがあると、痛みがふくらはぎにいくような関連痛を引き起こします。
お尻(臀部)の筋肉の張りを弛める場合は、ベッドに横向きになってもらいます。上になる脚をお腹に近づけるようにして筋肉を伸ばした状態から、肘や指を使い筋肉の硬結を緩めていきます。
腰の筋肉は、うつ伏せ又は横向きの施術でトリガーポイントが見つかったら、そこに指をあてて数ミリの圧を加えて、ジワーっと緩めていきます。
ふくらはぎの場合は、うつ伏せにてアキレス腱の上部に指を当てたら膝の方向にむかってリンパを流すようにほぐしていきます。
ほかにも体のバランスを整えるための骨盤矯正もやる方がよいですね。
原因が分かれば、痛みが少しずつ軽くなりますので前向きにいきましょう。