痛みが出た夜だけ、ふくらはぎに大きな湿布を貼りますがあまり効果がありません。
2016/01/08
昼間は、ふくらはぎの痛みは全く出ません。 月に何度か、夜寝る前に強く痛みます。これが10年近く続いています。 夜中にふくらはぎの辺りが痛く、目が覚める時もあります。 ただ、毎日ではないので弱っています。 痛さは、ふくらはぎが、つるような感じなのですが、こむら返りとは違います。 ふくらはぎの筋肉の「すじ」を痛めたような感じです。 皮膚近くより、筋肉の中にあるすじをひねったようなキーンとする痛みです。
会社での健康診断の時に、医師に相談したことがあります。 「疲れからくるものではないでしょうか」と言われました。 また、外出時に転んで、ひざのけがをしてしまったことがあり、整形外科でレントゲンを撮りました。 その際に、ついでにふくらはぎの痛みの事もお医者さんに聞いてみたのですが、レントゲンには異常は無く、原因は不明のままです。 痛くない日がほとんどなので、わざわざこの為に医者に行くのは面倒です。 痛みが出た夜だけ、ふくらはぎに大きな湿布を貼りますがあまり効果がありません。 痛みを我慢して眠り、朝起きると、自然と治っています。 整体院で、もし原因がわかるなら診療してもらいたいと思います。 痛みを抑えてくれる治療法も施術してほしいのですが、本音は、この長引く痛みが何か悪い病気からくるものなのではないかと不安に思っています。 最悪、骨肉腫とかそういうもので次第にむしばまれているのかもと不安に感じています。 多分そうではないと思うのですが、原因がはっきり知りたいです。
(40代・お悩み期間10年)
ふくらはぎの長引く痛みの原因は?
月に何度か夜寝る前にだけ強く痛むと言う事ですが、仕事はデスクワークなどで座りっぱなしだったり、立ち仕事で立ちっぱなしではないでしょうか?
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているのはご存知かと思いますが、同じ姿勢の状態が長く続いていると筋肉の伸び縮みが少ないので血流が悪くなり、水分などの老廃物が滞りがちになってしまいます。水分と血液のバランスが崩れると筋肉が痙攣したりして痛みの原因になるかと思われます。当然水分を過剰に摂取した場合も同じような事が起きると考えます。湿布を貼っても良くならないのは筋肉疲労による痛みではないからです。
整体院では滞っている老廃物や水分を流すような施術をしていきます。一番シンプルなやり方としては、ふくらはぎのアキレス腱側から指や手のひらを添えて、膝の方向に流すように指や手のひらを滑らしていく施術をいたします。
滑らしていくとコリコリとしたしこりの様なものがあるのですが、そのポイントには指に少し圧をかけ10秒ほど静止してジワーっとコリをほどくような感じでほぐしていきます。
当院にはむくみとり用のエアーブーツ(メドマ)もあります。足元から太ももまで、しっかり包み込んでエアーの圧で血行を良くし、余分な老廃物や水分を流していきます。
ふくらはぎの固さがヒドイ場合には、キネシオテーピングを貼るようにしています。このテープは貼る事で皮膚を少し持ち上げるので、リンパや水分が流れやすいようになります。
できればウォーキング等でふくらはぎの筋肉を動かすようにする事を習慣にすると良いと思います。その場でつま先立ちの動作を30回程度繰り返すぐらいの運動でも大丈夫です。回数は自分が楽にできる範囲で大丈夫ですので時間を見つけてやるようにしてください。
ノルディックウォーキングなどの指導もいたしますのでお気軽にお声をかけてください。よろしくお願いいたします。