チリチリとふくらはぎから腿、脚の側面まで電気が走っているような痺れがあります
2015/10/30
元々、10年以上、酷い腰痛があり、整形外科で診察したこともありますが、レントゲンを撮り、湿布と痛み止めをもらうという処置でした。 接骨院も通い、電気治療、鍼治療に通い、一進一退という感じで過ごして居ました。
そんな時、左脚が、上がりにくい、力が入りにくい状態になり、周りから、脚を引きずっていると指摘されるようになったのが3年前です。それだけでなく、じっとしていても、左脚だけ、チリチリとふくらはぎから、 腿、脚の側面まで、電気が走っているような、痺れが出てきました。この時も、すぐ整形外科に行きましが、脚の症状というより、腰が原因ではないかとのことで、MRIを撮ったところ、少々、ヘルニアではあるが、酷くはないと言われ、腰の牽引と電気のリハビリに通っています。
ですが、自分では、前のように、腰に痛みというのはあまりないのです。 どちらかいうと、左脚の痺れだけが、気になります。それと、自分で、最近気がついた事ですが、凄く痺れる日が、ほとんどですが、1ヶ月に、1日位、朝からなんの痛みも、痺れもない日があるのです。天気のよい日は、調子が良いように思うのです。 これは、いったい、本当にヘルニアからきてる痺れなのか、治る見込みがあるのか、整体院なら、相談しやすいのではないかと考えています。
(40代・お悩み期間3年)
左脚の痺れは治るのか…
左脚が上がりにくいという事ですので、筋肉の衰えと骨盤周囲の関節の可動域が悪く引っかかりがあることも考えられます。腰の痛みはあまりないと言う事ですが、ヘルニアからくる痺れという所見でしたので、それもふまえて背中全体の筋肉の張りとお尻の筋肉の張りがあって、それが坐骨神経を圧迫して痺れている可能性が高いのではないかと思います。
痺れているのは、神経を圧迫しているからとシンプルに考えます。もちろん病的な要素がなければの話ですが…
当院では、まず立った状態で前屈や後ろにそらす動作をした時に痛みがあるのか、寝た時に腰に痛みが出るか痺れがあるか確認します。
それから筋肉の張りを背中、腰、脚と全体を見てから施術に入ります。施術はうつ伏せ又は横向きの施術が多いです。基本は背中、首、肩、腰、臀部、脚とすべての筋肉をほぐしていきますが、特に背骨のキワの脊柱起立筋のところや臀部は集中的にやり、痛みのポイントがありましたら指をあてて数ミリの圧で10秒ほど押さえていくようにして痛みを緩和していきます。
最初にテストした前屈や背中を反らした時に腰に痛みが出る場合は、骨盤周囲の関節が固まっていて可動域が制限されている可能性があるので、骨盤調整の方も行っていきます。
骨盤調整は、骨盤中心の仙骨に指を当て、お尻の外側の腸骨に反対の手をかけて数ミリ引き離しながら可動域を広げていく手技をやります。バキバキしないので痛みもありません。
可動域が広がり、筋肉もほぐれてくれば痛みは軽くなってくるとは思います。
そのあとは、骨盤を安定させる筋肉のエクササイズも行います。骨盤を安定させる腸腰筋と行く筋肉は脚を一歩前に出す動作でも使われる筋肉なので、しっかりと指導いたします。
お尻を上げる動作ですが、腰はできるだけ浮かさないで骨盤を動かすイメージになります。
このように、ただ筋肉をほぐしたり整えたりするだけでなく、体の元から正していけるような指導もいたします。