膝がカーッと熱を持ったように熱く、痛くて眠れませんでした
2016/02/04
私が左膝に違和感を覚えたのは、今から4年位前からです。その頃はまだ膝の関節が外れそうな、でも痛みはなく、ただいつもと違う違和感があるので、走ったり膝を多く使うような動きはしないようにしていました。
そして、3年前のある夜中、左膝の痛みで目が覚めました。膝がカーッと熱を持ったように熱く、しかも痛くて痛くて、さすったり寝返りを打ったりで1時間ばかりは眠れませんでした。これはもうお医者さんに行こうと、整形外科に行きました。 年齢に依って膝の骨と骨の間の潤滑油が少なくなってきていることから、骨と骨が直接こすれて痛いそうです。40代後半だったので「ちょっと早いね」と言われました。その時はヒアルロン酸の注射を膝に打って頂きました。膝に注射と聞いて恐怖すら感じましたが、骨に打つわけではなく、また覚悟した程には痛くなかったです。これはすぐに効果が出て、ヒアルロン酸のお陰で痛みも違和感も無くなりました。ビタミンBも処方されました。また、電気を当てたりマッサージも打つ治療に2か月程通いました。
それからしばらくは注射を月1回打ち、家ではそれまでしていたヨガにスクワット等膝を鍛えるような運動も加えました。すると、痛みが時々出ていたのですが、その間隔が長くはなってきました。しかし、やはり完全に治ることは期待出来ないようで、思い出したように痛みが出ます。すると歩くのが苦痛で買い物などに行けず困っています。 治療は常時続けた方が良いでしょうか? それとも痛みが出た時に治るまで通った方が良いか、どちらが良いのでしょうか?
(50代・お悩み期間3年)
痛みが出る前のメンテナンスをお勧めいたします
注射をおすすめするわけではないのですが、体の状態を良い方向にもっていくには定期的にメンテナンスされた方が良いと思います。痛みが出てからというのは、炎症も広がってしまっているので治りが遅くなります。
当院では膝の痛みの場合は、膝関節の状態はもちろんですが、足裏のアーチの状態や骨盤のバランスなどもチェックしていきます。
真っ直ぐに立った時に大腿骨と脛骨の位置がズレていると痛みの原因になります。この場合は膝関節の調整を行ってズレを修正していきます。
年齢とともに骨と骨の間の軟骨がすり減ってきているので、膝の負担を軽減するには筋力も必要になりますが、足を着地した時のクッションとなっている足裏の状態も気になります。
足裏のアーチがしっかりしていると、クッションの役目をはたし膝の負担も軽くなりますので、足裏のアーチが弱い場合には、アーチを整えるための施術もいたします。
いずれにせよ、定期的にメンテナンスして体の調子を整えていくほうがベストです。
よろしくお願いいたします。